見えない商品の違い

前日いわゆるリフォーム会社から頼まれて、既存建具の加工をしました。
加工と言っても、発注間違いのドア巾を足すって言う(^◇^;)
既製品故に見た目よくできています。
濃いめの合板なので、塗料をまぜまぜして似たような感じに塗装しました。
ドアなので、加工済の取手側は何も手をつけられません。
堀込の蝶番分切り落として55mmほどの材料を貼りつけて、まったく同じように蝶番の堀込加工して出来上がりです。
ただ金物が付いていると切断もできないので、全て取り外しました。
取り外したドア取手の箱錠が、MIWAロックなどの製品ならステンレス製の箱になっているのに、オールプラスチック製。
そりゃ普通に機能はするけど、構造的に時間の問題かなぁ。
怒って「バンッ!!」って閉めたらビリ割れしそうヾ(^^;をぃ

障子の骨(組子と言います)補修

横組子1本補修です。
割れてるところはボンド付けして押さえて完了です。
木工ボンドで貼り付けたところが割れることはありません。
補修ヶ所のほうが強いですから。
で、今回は折れたところを捨ててしまったとのことで部分取替補修しました。
できれば、とれてしまってもその部分を残しておいていただけると貼りつけてきれいに仕上げられます。
新しくすると、その部分だけ経年に依る色変わりがないので目立ちます(^^;
また色が変わってきますが、目立たなくなるまでに時間がかかります。

タグ：組子 補修

山奥へも行ってます

左は今日行った所、右は今月頭に行った通過地点。
どちらも山奥(笑)

タグ：廃虚

富士通ノートパソコン

手間賃いただいたのでカテゴリは仕事(笑)
お客さんから電話で頼まれまして、午後からは現場へ行かなくてはならないので、速攻で行ってきました。
SDカードから取り込めた画像が、設定が変わってしまって取り込めないと。
メーカーものパソコンは久しぶりなので(^^;いろいろ確認するのに多少手間取りました。
そのソフトで慣れてきたので、とりあえず使い方を維持したいとの事。
なんだかんだ、結局、富士通の「My Cloud」の期限切れでした…。
そう言えば『期限切れ…』みたいなのが出たって(～～ﾒ
他にもgoogleドライブの設定などして帰ってきました。

無料登録できるけど、容量がなくなってきたら有料に誘導されるんだろうな。
いらんもん押しつけるなよ＞メーカー

タグ：デバイス設定 自動起動 パソコン設定

決定的な道具の違い

大工さんとの道具の違いは多々あります(^^;
建具屋さんが使う大きな木ネジといえば8分というサイズ(全長25mm)です。
かなり前の話ですが、大工さんに言われてそのサイズを出したら「小さいなぁ」と言われました。
建具だけならばそれ以上のサイズを使うことはまずありません。

で、同じように見えてまったく違うのがノコギリです。
一番左にあるのが大工さんが使うノコギリです。
見れば形状の違いがわかると思いますが、刃先が細くなってます。

鴨居に入る部分の肩を切らなくてはならないからです。

一番右は樽形になったものです。
サイズの小さい替え刃のものを現場用に使ってます。
中のものはずっと使っていて何度も研ぎに出しているので、かなり小さくなってしまってます。

替え刃のものを使い出したら、研いでもらったものはなかなか使えません。めちゃめちゃ切れるんですが、切れなくなったらまた研ぎに出さなければなりませんから(^^;
しかも、この研ぎは、研ぎ代が倍近いところで研いでもらったものです。
で、使わないのももったいないので、惜しみながら使って行きます。
あと何年続けられるかな…。
安いところで研いでもらうと刃保ちが悪いのよねぇ(^^;

様々な種類のあるノコギリですが、下の画像は障子の組子などを作るための「胴付きノコ」と言われるものです。元々薄い刃なんですが、一本は極薄の刃のものです。
薄刃故に背中の胴部分がないと使えません(^^;

やっと一息できるかな？

今できている建具、明日納める予定です。
先週戸襖の貼替を納めてきて、その後障子の貼替でした。
ただ雪見障子を壊したとのことで、スリ上げの小障子を1本だけ作ってたので、大幅に時間を費やしてしまいました。
板襖の方は、芯の合板を取り換えていたので、先週も時間がかかってしまったんですけど(笑)
その前の週は他の障子貼替。15日土曜日におめでたい人寄りがあるとのことで、まず障子から貼替。
先週上記の障子貼替仕事をしながら、このお宅の源氏襖を貼替。
これらの仕事を昨日納めてきて、明日他の現場を納めたら一切れです。

顔本にあげた次の南信濃村の仕事は来週末かな？

現場は山の中(笑)

鉋の台直し

久しぶりにカンナの台直しをしました。
刃口の真ん中辺りがかなりスリ減ってました。
カンナの刃を少しだけ引っ込めた状態で台直しをします。
かつては台直し用のカンナを木の目に逆らってかけ、自作の真っ直ぐな当て木を、縦横斜めに当てて少しずつ直していきます。
真っ平らになったところで、仕上げに数回台直し用のカンナで当たりをとります。
それなりに、かなりの時間を要しました。

でも今は…
自作の真っ直ぐな当て木も使わず、厚いガラス台で合わせますv(￣^￣;;
それはそれは正確です。
ついでにカンナの刃も研いで試し削り。
バッチリです！

キャスター修理

年末ではあるものの、困っていたキャスターの修理をしてきました。
ぼったくらないと合わないなぁヾ(^^;計算しなさい
なぜか元々4本のネジのうち2本が効いてないので、その2本が抜け残りの2本側に傾いてしまってました。
18mmの集成材を貼り付けて太いネジで取り付けました。
うん、完璧ヾ(^^;自画自賛か

繋ぎ戸の納め

終わりました(^^)/
しかし、重たいなぁ。
以前の仕事、蔵戸と同じ位重たい建具でした。
お客さんに喜んで頂けたのでやった甲斐もあります(^^)

当所では押入の戸には、、
奥になる左側の戸の手掛け裏には同じように手掛け穴を掘ってあります。
フルオープンにして閉めるときに手をかけて引き出せるようにv(￣^￣;;

貼り繋ぎ

貼り合わせることはよくあるが、繋ぐって…。
ダボ入れて繋いであるので、繋ぎ目から割れるようなことはないと思うが、繋ぎ面が建具面に対して限りなく極限的に真直角でないと「く」の字に繋がっちゃうので大変なのよね。
言葉にすれば「2本を繋いで」ですむけど、そんなに簡単な話ではないことはなかなかわからないようです。(苦笑)
しかも、丈も約8尺(2330mm)の折戸、頑固に作ってあるので重たい重たい。それも、どこでやったものなのか、取付の仕様を間違ってるので、開け閉めでかなり無理したらしく金具が壊れてました。ま、当然なんだけど(--;;
しばらく動かせず、それに業を沸かして、引戸にして欲しいとのこと。

タグ：繋ぎ貼り 折戸